消防署の方にお越し頂き、18:40~心肺蘇生の講習を受けました。
道路で倒れている人を見付けたらどうすれば良いか説明を受け、職員も実際に動いてみました。
講習の最後に、救急隊員の方がAEDの使い方を教えてくれました。
AEDは電源を入れると音声ガイダンスが流れるので、その指示に従って使えば大丈夫だそうです。
あらかじめ知識をしっかりと身につけて、いざと言う時に落ち着いて対応したいと思いました。
【倒れている人を見付けたら】
①倒れている人の額に片手を置き、耳元で呼びかける。
額に手を置くのは、意識を取り戻して急に起き上がった場合、自分とぶつかって怪我をすることがあるためです。
呼びかける時は、名前が分かれば名前を呼んであげてください。
②意識がないことを確認し、周囲の人に助けを求める。
『あなたは119に電話して、救急車を呼んでください。』・『あなたはここで手伝ってください』・『あなたはなるべく多くの人を集めてきてください』・・・と、具体的に指示を出してあげてください。
③心臓の上に手を置き、動いているかを確かめる。
心臓の上に手を置いて5秒間数えて、心臓が動いているかを確かめてください。
心臓は左胸ではなく、左右の胸のほぼ中央部にあるそうです。
また、意識がない人は腹式呼吸になるため、腹部に動きがあるかも目で見て確かめてください。
④心臓マッサージ・人工呼吸
左右の胸の中央辺りに自分の両手を重ねて置き、小刻みなリズムで心臓マッサージを行ってください。
腕が曲がった状態だと上手く出来ないため、腕はしっかりと伸ばしてマッサージしてください。
人工呼吸は、顎を上にあげて気道を確保し、鼻をつまんで空気がきちんと肺に入るようにしてください。
呼吸を2回送り込んだら、また心臓マッサージに戻って同じ工程を繰り返してください。
心臓マッサージと人工呼吸は、救急隊員が横に来て、『大丈夫です』と言うまで続けてください。
よく、救急車の音が聞こえると安心して中断してしまう人が居るそうですが、代わりの人が来るまでは止めないようにしてください。
人工呼吸より、心臓マッサージの方が重要度は高いそうです。自分がしんどくなったら他の人と交代して、救急隊員が来るまではマッサージを続けるようにしてください。